FFGが掲げる新たな理念と私たちの想い

2025年4月、FFG(ふくおかフィナンシャルグループ)は新たな理念体系を定めた。わたしたちの価値観、FFGの存在意義、創りたい社会といった新たな言葉についてどのように感じ、何を想っているのか、福岡銀行黒崎支店の古閑智恵さんとFFG市場統括部(運用部門)の團裕一郎さんに聞いた。

「一歩先を行く発想」とは──

古閑さん(左)
古閑さん(左)

わたしたちの価値観である「あなたのいちばんに。」はこれまでのブランドスローガンですごく好きな言葉でした。行き詰まると必ずここに立ち返り、誰のためにどうすべきかを再確認していました。「一歩先を行く発想」も同じように、誰のためというのがポイントだと感じています。

今は何もお困りごとがないというお客さまでも、その考え方を理解した上でさらに潜在的なニーズや課題にも気付いて提案へ結びつけることが、さらなる安心感へとつながっていくからです。時折お客さまから「○○さんにお世話になってね……」と過去の担当者の話を聞くことがあり、そのたびに、先輩や同僚が培った信頼感や安心感のバトンを自分が受け継いでいると実感。わたしもお客さまの人生における一人になって、次へバトンをつないでいきたいと思います。

「地域に真のゆたかさ」とは──

私たちの部署は、いわゆるお客さまとやり取りすることがないので、直接「ゆたかさ」を届けることはないかもしれません。
しかし、共通認識として、自分の仕事の最終地点には地域のお客さまがいることを意識しています。私もある支店の行員時代に、ピアノ教室を始めたいという方の融資を担当し、ついに開業できた時は本当に感動しました。

團さん(中央)
團さん(中央)

その経験を常に頭の片隅に置いて、本部や営業店の各セクションの仲間たちが安心して営業できる環境を作っていきたいです。良くも悪くも、FFGが銀行であることを忘れるくらい地域の生活に溶け込むことができれば、その時こそお客さまに「真のゆたかさ」を提供できている状態だと思います。

先行きが不透明な今だからこそ、あるいはさまざまな地域に根差し、幅広い業務に取り組む人たちの集まりだからこそ、FFGグループ全社員が理念を共有し、一丸となって進むことが必要だ。経済的なゆたかさだけでなく、誰もが安心や幸せを実感し、それが地域を巡るような「真のゆたかさ」の実現に向け、私たち FFGは 5年後 10年後も地域とつながり、共に成長しながら、ゆたかさを問い、考え続ける。

※市場統括部(運用部門)=市場環境の分析や予測、投資にかかる企画・立案などを担当する部署

※2025年6月30日~2025年7月30日に日経電子版広告特集にて掲載しました。
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